2.株式投資の本当のメリットは?
株式投資はこんなにおいしいんです。
1.株式投資は身近なもの。
先日、自由が丘のとある喫茶店に入ったときです。
私たち夫婦が座った席の隣に、小奇麗な服装をした中年女性グループがいました。
特に聞き耳を立てていたわけではないのですが、会話は自然と耳に入ってきました。
「◎◎鉄道の株は上がったわよ。」
「それでいくらぐらい儲かったの?」
「そんなー。たいしたこと無いわよ。おホホ。」
そう言いつつも、本人はニヤニヤ笑ってました。
井戸端会議で株の話。。。
あなたも電車やお酒の席で聞こえてくることはありませんか?
株について主婦同士で語る、友人と語る。。。 いいじゃないですか。
大いにやりましょう。
あなたがお買い得商品を見つけるのはご主人よりも上手なはずです。。。
きっとお買い得な株もみつけられます。
2.不労所得。
株式投資で稼ぐこと。
それは働かなくても収入が入ってくることです。
これを「不労所得」といいます。
夫は日中働いています。
妻もパートで働いています。
どちらも自分の精神、肉体を酷使し、貴重な自分たちの時間を使います。
汗水流して獲得する「労働所得」ですね。
一方、株式投資で稼いだお金。
これは自分の時間やエネルギーは使いません。
「金持ち父さん、貧乏父さん」を書いたロバート・キヨサキ氏はよいたとえを使っていました。
「あなたの代わりにお金を旅に出して稼がせる」
まさに株式投資はこういうことです。
あなたが働かなくても、お金が外に出て働いてくるのです。
お金はセッセ、セッセと働きますが、あなたはコタツで横になってせんべいをかじりながらテレビを見ていてもいいのです。
あなたは、どの会社へ行って働けばいいか、指示するだけ。
今の時代ならインターネットで注文を出すために、パソコンのボタンを「ポン」と押すだけです。
仮に、一年間の株式投資による儲けが100万円あったとしましょう。時給750円のバイトで100万円稼ぐとすると何時間かかるでしょうか?
1,000,000円÷750円=1,333時間!!!
100万円は、あなたの1,333時間の労働に匹敵します。その1,333時間があなたの好きなことに使えるのです。
私は、勤勉に働くことを否定しているわけではありません。勤勉に働く労働報酬100万円と、株式投資による不労所得100万円があれば、収入が2倍になりますよ、ということをいいたいのです。
3.株式投資は、手間いらず。
株式投資を行うには手間がかかりません。
ここが不動産投資と違うところです。
実は、私がかなり重視するポイントです。
まず、株式投資の手間について考えて見ましょう。
株式を買うのは簡単です。
インターネット上にある、ネット証券会社を開いて、買いたい会社の株数、価格を決めて申し込むだけ。
楽天やヤフーで買い物をするのと同じ感覚です。
株式を売る場合もまったく同じプロセス。
ネット上の自分の口座(証券会社に口座を開くので「証券口座」といいます。)の中にある自分の資産(現金)が増えていくのを楽しむだけ。面倒な税務署への申告も必要ありません。
すぐに買え、すぐに売れるのです。メンテナンスも不要です。
一方、不動産投資の場合を考えてみましょう。
あなたがワンルームマンションのオーナー(大家さん)だったとします。
マンションを購入したものの、それだけでは収入を得られません。
入居者を見つけてこなければなりません。
ここで不動産仲介会社と交渉が発生します。
次に入居希望者が出てきます。
そこで契約書を交わさなければなりません。
面倒な書類のやり取りや、入居者がきちんと家賃を払ってくれるかの審査が必要となります。
入居者が入った後も、ガラスが割れただの、トイレの水が詰まっただの、いろいろな問題が発生します。
マンション管理会社に任せればいいのですが、その分手数料がかかり、自分の取り分が減ります。
面倒なのは、これらに限りません。
あなたが賃貸マンションに住んでいたら、大家さんに言いたいことはたくさんありますよね。。。
それを逆の立場で見れば、大家さんがどれほど大変かがわかるはず。
その他にも、不動産オーナーは、自分で税金を計算し、確定申告しなければならない等、時間を取られることは多くあります。
このように、不動産投資を行うには、煩雑な作業をこなす忍耐力が必要です。
はっきり言って、毎日忙しい主婦にはそんな時間はありませんよね。
…私はサラリーマンですが、同じように、こういった面倒なことに時間をかけることは好みません。
たとえ現金で1億円をもっていたとしても、不動産は買わないでしょう。
それに割く時間がもったいない、と考えてしまうのです。
不動産が好きな人は苦にならないのでしょうが。。。
4.値上がりによる儲け。
ひとつ例を出します。
あなたがトヨタのクルマに乗っていて、トヨタという会社が好きだったとしますね。
そこで試しに、トヨタの株を1株4,000円で100株買うとします。
投資金額は4,000円×100=40万円ですね。
この株の価格が、1ヶ月で5,000円にまで上がったとしましょう。
投資した株式の価値は、総額で50万円になっています。
ここで売った場合、儲けはいくらでしょうか。
50万円−40万円=10万円
ですね。
(実際には、儲けに対して10%の税金が掛かるので9万円になりますが、複雑になるので省略。)
この10万円の儲けを、「投資による稼ぎ」という意味の英語で、
「キャピタルゲイン」
と呼びます。
この用語は覚えてくださいね。
また時には、
「値上がり益」
ともいいます。
株式投資の収入には2種類あります。
キャピタルゲインとインカムゲインです。
(インカムゲインについては、次の項でご説明します。)
株式投資で大儲けした人の全員が、このキャピタルゲインでの収入です。
(断言してしまいます。いずれ詳しく説明します。)
あなたが株式投資をする場合も、当然これを狙っていくのです。
キャピタルゲインを、です。
この、買った価格と、売った価格の差額、キャピタルゲインがあるからこそ、株式投資はおいしいのです。
こうやって見れば、株式投資も骨董品、絵画、切手、コイン、アンティーク家具なんかとも似てますね。
違いは、株式投資の方がこれらの投資よりも確実性が高く、しかも儲けの幅が大きいということでしょうか。
逆にキャピタルゲインが無ければ株式投資の魅力はありません。
私も不動産投資を目指すでしょう。
さて、ここでも不動産投資と株式投資を比較してみます。
不動産投資にはキャピタルゲインは無いのか。
実は、あります。
大有りです。
毎年の高額納税者リストには、必ずといっていいほど、土地の売却益(キャピタルゲイン)で数十億円を納税した人の名前が載っています。
しかしこれは、戦前から、あるいは戦後から先祖代々受け継がれた土地を売却したからです。何十年、何百年前から持っていた土地ですから、昔に比べて値上がりは当然です。
…ぶっちゃけ言ってしまうと、先祖代々「地主」だった人たちだけです。
これから資産を作っていこうとする私たちには関係ありません。
「今から土地を購入して、土地の価格が上がっていくことを期待してはどうですか?」
こんなことを期待するのは、バブルが崩壊し、土地神話が崩壊した今となっては、それこそバクチ以上にバクチです。
なぜか。
価格が上がるかどうか分からない土地、いつ売却できるか分からない土地を購入して、毎年国に固定資産税を払い続けますか?
固定資産税は、土地を持っているだけでかかってきますからね。
答えはひとつ。
その選択肢はありえませんね(笑)。
5.配当収入
株式投資による主な収入は、キャピタルゲインであることは説明しました。
実は、それ以外にも株式投資により収入が発生します。
年1回、または年2回、会社から株主に対して分配される配当金です。
具体的には、投資している会社から、郵便で封筒が送られてきます。
封筒には、郵便小為替が入っています。
金額は、あなたの投資資金に比例しています。
一株につき●円、というように配当金が会社で決められています。
あなたが1,000株購入していれば、●円の1,000倍の金額が記入された郵便小為替が自宅に郵送されてきます。
あなたは、その紙とハンコを持って郵便局にいけば、配当金を受け取れます。
「不労所得」を得られる、最高に幸せな瞬間です。
この配当金による収入を
「インカムゲイン」
といいます。
覚えてくださいね。
実は、私もこのときほど、「投資をしていてよかった」と思えるときはありません。
その喜びはキャピタルゲイン以上なのです。
「お金がお金の子供を生んだ」という実感が沸きます。
ぜひ、これを読んでいるあなたにも、インカムゲインという不労所得の幸せを味わっていただきたい。
私はそのためにこの文章を書いているようなものです。
自分が働いたわけではない。
指一本動かしただけ。
お金が働いて、お金を連れてきてくれた。
こういうことなのですね。
但し、注意点があります。
配当金が分配されるのは、配当を行っている会社に限ります。
すべての会社ではありません。
たとえば、急成長しているベンチャー企業の場合、ほとんど配当は行いません。
これを「ゼロ配当」といいます。
株主に配当する分の儲けを会社にとっておくのです。
なぜそんなことをするのか。
「会社が儲かったんだから、ちゃんと株主に配当しろー。」
そう言いたくなるのも分かります。
でもちょっと待ってください。
その会社は、株主に配当するより、会社を成長させる資金に使いたいから配当しないのです。会社が急成長しているときは、お金がいくらあっても足りません。
成長には資金が必要なのです。
株主に対しての恩返しは別の形で発生します。
恩返しは、インカムゲインではなく、キャピタルゲインになって、ハネ返ってきます。
会社の成長の結果、業績がよくなって、株価が上がるということですね。
繰り返しになりますが、キャピタルゲインはインカムゲインよりはるかに大きいのです。
6.税率が低い
お金を稼ぐともれなく付いてくるものがあります。
…税金です。
サラリーマンが給料を稼ぐと、そこに所得税がかかります。
最高税率は約50%。
会社が儲けると、そこに法人税がかかります。
最高税率は約40%。
収入があると、そこにもれなく税金がかかるのです。
株式投資による儲けが出た場合も、当然そこには税金が付いてきます。
しかし、税率が違います。
キャピタルゲインによる税率・・・儲けの10%
インカムゲインによる税率・・・儲けの10%
汗水たらして働いた勤労収入の税率が50%。
お金を働かせた結果得られた不労所得の税率が10%
これはやらない手は無いでしょう。
給料で5,000万円稼いでも、手元に残るのは、2,500万円。
株式投資で5,000万円稼いだら、手元に残るのは、4,500万円。
その差は、何と2,000万円。
稼ぐ金額が、多くなればなるほど税率が重要になってきます。
税率が低いほど、手元に残る額が多くなるためです。
お金持ちほど税金に敏感になって、個人的に税理士を雇うのは、ここに理由があります。
…あ、言い忘れました。
100万円ぐらいの稼ぎの場合、勤労所得と不労所得の税率にそれほど違いはありません。むしろ、主婦のパートのほうが、所得税がかからず、お得です。
それでも自分の体力をすり減らすより、不労所得のほうがいいと思いませんか?
7.少額から始められる
少ない資金でも投資をはじめられるのが株式投資の魅力です。
これを投資の「小口(こぐち)化された投資」といいます。
不動産投資だと、どんなに小さいワンルームマンションでも、購入には500〜600万円かかります。
アパートを一棟購入しようとすると、3000万円。
はじめるためのハードルが高いのです。
これに対し、株式投資は、最初の資金が5万円あれば、始められます。
スタート時に100万円用意できれば、年間10万円の儲けも難しくはありません。
1株100円の株を1万株購入しておいて、110円に値上がりしたときに1万株すべてを売却すればいいのですから。
新日鉄や三菱重工のような大企業の株価も、年間20〜30%は上下しています。
100円を中心に考えると、85円から115円の間を行ったり来たりして動いているものです。
このように少ない資金ではじめることは、逆にメリットであると考えてください。
私などは、むしろ少額のほうがいいと考えています。
なぜなら、最初は練習だからです。
株式の売買に慣れること、株価が上がったときに売ること、株価が下がったときに感じる苦痛に慣れること、いずれも誰もが通る道です。
最初から大儲けしようとして、多額の資金で株式を購入したとします。
株価が上昇したときはいいですが、万が一下落した場合、損が大きくなります。
「もう二度と株なんかやるか」ということになってしまいがちです。
そう、必要な経験・知識を身につける前にやめてしまうことになります。
スイミングスクールに通い始めたものの、最初のときにおぼれてしまったために、
泳げるようになる前に水泳自体をやめてしまうようなものです。
これではもったいない。
そうならないように、自信がつくまでは少額の投資で経験を積みましょう。
8.失敗しても失うものが少ない
あなたは喫茶店が好きだったとしましょう。
「お店を持ちたい」
と考えて、店舗を借りて喫茶店を始めるとします。
うまくいけばいいですが、万が一失敗した場合、どうなるでしょうか。
考えたくも無いことですが。
借金や債務が残った場合、喫茶店を始めるためにかかった資金(これを「出資金」といいます)だけではなく自分の残りの貯金も使わなければなりません。
それでも足りなければ、家族が支払うことになります。
それでも足りなければ、裁判所に行って破産宣告を受け、破産者になります。
そうなったベンチャー企業の経営者を何人も見てきました…。
株式投資もビジネス・事業に出資するという意味では、喫茶店を経営するのと同じです。
でも大きな違いがあります。
事業に失敗しても、会社が倒産しても、出資金以上はとられません。
自分の貯金も減らないし、債権者が自宅に押しかけてくることもありません。
もちろん破産者になることもない。
これは普段あまり意識されませんが、隠れたすごいメリットです。
出資金はゼロになることはあっても、出資金以上は責任を負わない。
これを、「限定された責任」という意味で、
「株主の有限責任」
といいます。
それでいて、会社があげた利益は配当として返ってくる。
株価が上がればすぐに売ることができる。
失敗が限定できる、ということは、またやり直せる余力を持てるということです。
このメリットは大きいです。
9.勝率の高さ
株価は上がるか下がるかしかありません。
確率論的にいうと50%の確率で勝利します。
努力・知識無しで参加しても、こんなに勝つ確率の高い勝負事はありますか?
ましてや。
知識と経験を積み、これから株価が上昇する株式を見分けることができたら。
勝率は50%以上になります。
どこまで勝率を上げられるかは、本人の度胸と腕次第です。
10.参加費の安さ
投資家が株式市場へ参加する際の費用はゼロです。
株式市場の運営には当然費用がかかりますが、その費用は上場している会社自身と、証券会社が支払っています。
投資家は、証券会社へ支払うわずかな手数料だけです。
5年ほど前までは、インターネットによる証券会社が無かったため、証券会社への手数料が高額でした。
100万円の株を買うと、5万円取ったりしていました。
ところが、今は100万円の株を買ったとしても手数料は700円とかです。
無視できる金額です。
株式投資の比較対照として、ギャンブルをあげてみましょう。
パチンコ、競馬、宝くじ
いずれも、主催者が40%先取りします。
たとえば、あなたがパチンコ屋さんで1万円使ったとしましょう。
そのうちの4000円はまずパチンコ屋さんが取ります。
残りの6000円が、パチンコに勝った人に分配されます。
負けた人への分配はゼロです。
その他のギャンブルも同じ仕組みです。
主催者を胴元といいますが、胴元がまず儲かる仕組みとなっています。
株式投資の場合、株式市場に胴元は存在しません。
わずかな手数料を支払うだけで誰でも参加できます。
そして株式市場に参加した参加者の間で勝ち負けが競われるゲームです。